macOS 10.15でUSB Ethernetアダプタが機能しない

Mac

macOS 10.15にしてから暫く経ち、互換性の問題も概ね解決していたと思っていた所、再起動してログインした際に「レガシーシステム機能拡張」というダイアログが出現しました。

Apple公式のページにも記載の通り、kernel extensions(KEXT:カーネル機能拡張)のサポートを10.15 Catalinaを最後に打ち切るため、その周知のためにこのダイアログを出すようになっています。

ダイアログに記載の情報から「ASIX ELECTRONICS CORPORATION」に関連したドライバとあたりをつけて解消までの手順を書いてみます。

AX88179が原因

ちょっと困ったことに、思い当たるDriverなどで「ASIX ELECTRONICS CORPORATION」に関連した周辺機器が思い浮かばない。そこで、検索した所、ASIXのチップを使ったEthernetアダプタなどが有るらしいです。

そこで、色々とまた調べていた所、私の出張用ポーチに入っているUSB3.0-Ethernetのアダプタが見当たりました。それは株式会社バッファロー社製「LUA4-U3-AGT」(販売終了)というLANアダプタでした。

こちらの製品に組み込まれているのがASIX社のAX88179というチップで、このドライバが対象になっているらしいです。

AX88179

BAFFALOのサイトを調べた所、2020/06/02にバージョン1.40が公開されており、これはmacOS 10.15以降専用となっていました。
そこで、こちらをインストールしたら解消しました。

【なめ茸】
【なめ茸】

今回はメーカーから10.15専用としてリリースされているから助かったよー。
購入してから時間が経っててサポート外場合にはメーカーから提供されていない場合もあるよ。

ちなみに、終売となってしまった「LUA4-U3-AGT」ですが、後継機種として「LUA4-U3-AGTE-WH」(ホワイト)と「LUA4-U3-AGTE-NBK」(ブラック)が販売されています。

おまけ:メーカーから最新ドライバが提供されていない場合

ココからの方法を使用される場合は自己責任でお願いいたします。

チップメーカーのサイトをあたってみます。

ASIX Electronics Corporation

上部に「Support」というリンクが有るのでクリックします。

すると、この画面になるので、左側の「Download」をクリックします。

「Files Download」という画面になるので、「Product Family」を「USB 3.0 to Gigabit Ethernet」を選択。すると「Product Name」を選択できるようになるので、今回の「AX88179」を選択して「Go」ボタンを押します。

すると、一番新しい所に「Ver2.18.0」というのが公開されているので、これをダウンロードしてインストールします。

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