実は、私、本当に肩こりが酷いんです。
たまにマッサージとかにも行くんですが、肩甲骨周りがガチガチで施術者の方に「ガチガチで指が入りませんね」と言われるのがスタンダードモードです。
普段、会社の同僚が、オフィスを歩きながら、席に座りながら、会議しながら・・・暇があればツボ押し器具を使っているのが気にはなっていました。
ツボきーく開封の儀
たまたま、先日のAmazon Prime Dayの時に何を買うでもなく眺めていた所、その名も【ツボきーく】という器具が目に止まったので例のごとくAmazonでポチッとしました。
外装パッケージ
早速届いた箱はこんな感じ。
何やらレトロな雰囲気を醸し出しています。
なるほど、「ツボきーく」は「TSUBO・KEYCK」なのね。
DO IT YOURSELF FINGER PRESSUREと書いてあります。「ツボ押しを自分でできるよー」ってところでしょうか。
PLANNED BY GERMANYという事なので、ドイツで企画されたという事のようです。
そして、絶妙な感じの女性のイラストが入っています。
ひっくり返してみたら「ドイツ生まれのひとり指圧器」「ツボきーく」と日本語で書いてあり、先程とは別の女性のイラストがあります。
グイグイ押している感じでしょうか。微妙に微笑んでいる所が妙にツボです。
本体
早速開けてみると器具が出てきました。
持ち手と指圧部は木製でウレタン塗装がされており、ツル?本体の部分は金属製で弾力が有ります。
箱の中を探ってみると、器具と一緒に説明書も入っていました。
説明書
ツボきーくは
- あんま 指圧の代用
- 健康に良い
- 血行をよくする
- 筋肉の疲れをとる
- 筋肉のこりをほぐす
と書いてあります。
外装パッケージもそうですが、ゴールドで印刷されている部分も多く、特色で高級感を出す必要が有るのかは微妙ですが読み進めてみたいと思います。
開いてみると中はこんな感じの説明書でした。
一応、テキストに起こしておきます。
ドイツ生まれのひとり指圧器「ツボきーく」
数年前、私の友人がドイツの古道具屋で、この”ツボきーく”のオリジナルを見つけました。愛用した彼は「さすがドイツの合理主義!」と感嘆し、又、知人からもねだられた為、手を尽くしてみたものの求めることは出来なかったそうです。そこで私に同じものを何本か作ってほしいと持ち込まれました。以前にも同じ様な原理の品物を見たり、試したりしたことはありましたが、それぞれ一長一短で、このすばらしさはありませんでした。
簡単に引き受けたものの次々の難問にぶつかり苦心惨胆でした。フランクフルトの露天で名もなく売られていた、この絶品に”ツボきーく”と命名し、広く皆様の健康に役立てていただければと商品化いたしましたので、ご愛用頂ければ幸です。
説明書より引用:株式会社国際サービスセンター
ツッコミどころが幾つかありますよね・・・。
「さすがドイツの合理主義!」と感嘆したのは一体どの部分なのでしょうか。ひとりで指圧できるという部分に対して合理的だと感じたのでしょうか。
簡単に真似が出来ない素晴らしさが有ることは、十分に伝わってくる文章です。
間違いではないようですが、「苦心惨胆」は「苦心惨憺」という漢字のほうが正しい気がしますが、変な中華製の日本語説明では絶対に出てこなさそうな四字熟語です。
読み進めます。
・アーム
人が行う指圧の感覚を出す為の重要な部分で筋肉にあたります。
・指圧接点
指の代用部分で力が入り、お肌への感触も良いよう、天然木を使用しています。
・握り取手
天然の堅木を使用し力を入れて引いてもぬけたり割れたりしないよう設計されています。
ということです。
いきなり「筋肉にあたります」と言われて何のことだ?とビックリしましたが、どうも「ひとり指圧」なので、誰かにツボ押ししてもらうときの事を擬人化して伝えたいようです。
確かにアームの硬さ、しなやかさ加減がツボ押しに重要なファクターであることが良くわかります。
ご自分で出来ない所の指圧がらくらくとってもよく効きます。
という事なので、俄然期待が高まりつつ、読み進めます。
ご使用方法
背中の両側や肩、足の裏などのツボに”ツボきーく”の指圧接点(指代用部)をあてて握り取手を引いて下さい。
一ヶ所数秒間隔で数回を目安にして下さい。
力の入れかげんは使用される方が快良く感じるように行って下さい。
肩の上など、すべりやすい場所は握り取手を持つ別の手をちょっと添えれば使いやすいです。
足の裏の場合は座って足を投げ出して行えば使いやすいです。
とのことです。
なるほど、足にも使えるんですね。
お願いとご注意
あと、最後に「お願いとご注意」と題した紙が一枚入っていました。
よく見てもらうとわかるのですが「お願いとご注意」の「と」だけフォントが微妙で、絶妙な中華感を感じさせてはくれるのですが、たまたまだろうと見なかったことにします。。。
使用感
さて、使ってみてどうだったかという重要な部分ですが、定量的な評価がし辛い部分なので何とも言えないのが実際のところですが、「悪くない」という感じです。
せっかく説明書をしっかり読んだのに、実はイレギュラーな使い方だと思うのですが、デスクワーク中ずーっと肩に引っ掛けて、少しずつ場所をズラせながら肩甲骨周りに指圧接点が当たるようにして使っています。
握り取手部分を握って引っ張って指圧してもよいのですが、胸に握り取手を当てて、指圧接点をツボに当てると、丁度良い感じにアームがしなって指圧したままの状態を保つことが出来ていて、エンドレスに気持ちいい感じのところを押してくれています。
そして、たまに握り取手を持って別の場所もグイグイとやっている感じです。
「おすすめですか?」と聞かれたらオススメします。
という訳で、肩こりに悩まされている方は参考にしてもらえればと思います。
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