【SP-300F】灯油ポンプが故障。同じものを購入して故障対策

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最近寒くなってきましたね。

そろそろ暖房器具の準備をしようと思い、週末に作業しました。

まずは現在出している扇風機の羽を外して水洗い、本体も雑巾で拭いて組み立てて、押し入れにしまいました。

と同時に押し入れに入っている灯油ファンヒーターを取り出して、家の各所に設置しました。

そして電源をつないで、現在時刻の設定をして、灯油タンクも満タンにして試運転でもしようかと。

まずは近所のガソリンスタンドまで灯油ポリタンク2本を満タンしてきました。

またか・・・の灯油ポンプ故障

帰ってきて、さあ、灯油タンクに入れようと思ったら・・・灯油ポンプが動きません。

まずは、電池切れかと思って電池を抜いてみた所、サビサビでした。

いつも外に置きっぱなしにしている私が悪いのですが、雨水が溜まって電池を受ける端子の所が錆びてしまっていました。

まずは電池交換

ただ、端子が錆びているだけなら動作するだろうと思い、まずはポンプを灯油ポリタンクから出した状態で、電池ボックスの端子をドライバーの先でゴシゴシ削ってから新品の電池を投入。

動作させてみると見事成功し、「ウィーン」とご機嫌な音で回ってくれます。

【なめ茸】
【なめ茸】

よし!これでこの冬はこのポンプがまだ使えるぞ!と思ったのが甘かった。

蛇腹から灯油が漏れる

実際にポンプを灯油ポリタンクに投入し、ファンヒーターのタンクにノズルをセットし、ONにしました。

すると、なんかおかしい!灯油がポタポタと蛇腹の中心あたりで垂れて漏れています。

よくよく観察してみた所、2箇所からの漏洩を発見。

赤の矢印を引いているポンプ本体と蛇腹ホースの嵌合部からジワーッと滲むように灯油が漏れてきています。

そしてもう一箇所、黄色の矢印あたりの蛇腹ホースが小さくですが割れて、こちらはポタポタポタくらいの勢いで漏れてきています。

【なめ茸】
【なめ茸】

「あー、またかー」・・・と思いました。

実は、この10年位に2度買い替えて、この漏れているポンプが3代目です。

ポンプ自体は1,500円程度なので、そこまで気にせずダメになったら買い換えるというのを続けてきました。

1度目の故障?は蛇腹ホースの割れで、場所は今回よりもう少しポンプ側でしたが、割れていることに気が付かず、ONにした瞬間吹き出す程の灯油漏れを起こした事を覚えています。要は今回と同じです。

2度めの故障?はポンプ本体と蛇腹ホースの嵌合部からの漏れで、こちらも今回と同じ。

どちらも蛇腹ホース関係で、電気的なポンプ機能や、自動ストップなどに不具合が出たことはありません。

日が当たりにくい勝手口付近では有るのですが、年中出しっぱなしの無精をしているせいで、夏場の紫外線で蛇腹ホースが硬化したり、ひび割れたりしやすいのだと思います。

シーズンオフはカバー的なものをかければ良いのかもしれませんが・・・

ただ、家の中には入れてはおきたくないんですよね。どうしても灯油の匂いってするじゃないですか。

という訳で、3代に渡って使用し続けた結果、電気的には(今回、雨水が溜まって端子が錆びましたけど)ほぼ問題なく、だいたいダメになるのは蛇腹ホースと嵌合部ということが、わかりましたので、対策したいと思います。

懲りずに同じ【SP-300F】を購入

別に意地になっているわけではなく、このポンプは安くて優秀だと思っているので、今回もAmazonさんでポチッとしました。

【なめ茸】
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さて、早速届きましたので開封の儀。

前回もこんなパッケージだったかな?スーパーなんかでも棚吊りできるパッケージに入っていました。

嵌合部の漏れ対策

まずはポンプと蛇腹ホース嵌合部の漏れ対策をしてみようと思います。

正直効果があるのかどうかは不明ですが、嵌合部にテフロンのシールテープを巻いてやることにしました。

まず、ドライバーやプライヤー等を使って、押さえになっているクリーム色の部品を少しずつ円周均等にズラせていき外します。

外れたら、蛇腹ホースをスポット抜きます。

こんな感じできれいに外れました。

そこにシールテープを巻きます。

シールテープの巻き方は方向があります。ネジの切ってある場合は必ずネジの方向、口側を正面にして時計回りに巻くようにしましょう。

とは言っても今回は水道管などネジが切ってあるものではありませんので、気にする必要は有りませんが、こういうのはクセにしておかないと。

【なめ茸】
【なめ茸】

と言いながら実は滑って作業がし難い都合上、
今回は逆(反時計回り)でシールしてしまいました。サーセン・・・

そして、元のように蛇腹ホースを形通りの根本まで差し込んだら、クリーム色の押さえになっている部品も元のように根本まではめ直します。

これで、買い替え原因1【ポンプと蛇腹ホースの嵌合部】についての対策をしたことにします。

蛇腹ホースの割れ対策

今度は引き続いて、蛇腹ホースの割れ対策を行っていきます。

要は紫外線がバシバシ当たるせいで樹脂の劣化が早まって、硬化やヒビに繋がっているんだろうとの予測のもと、ホースに外光を遮るための「ビニールテープ巻き」を施しました。

蛇腹ホースの丁度中心部分くらいに蛇腹になっていない直管の部分があります。

この部分についてはポンプを作動させているときに灯油の流れが見えるので巻かずに処理しました。

ビニールテープの色は何でも良かったのですが、気分的に白のほうが反射する気がしたので白にしました。

まぁまぁキレイに加工できたのでは無いかなと思います。

ビニールテープを巻いた分、蛇腹の柔軟性が失われる事が心配だったのですが、灯油タンクに挿すくらいの可動性は十分に有りましたので、オッケーにしました。

これで買い替え原因2【蛇腹ホースの割れ】についての対策をしたことにします。

雨水流入対策

買い替え原因では有りませんが、今回は雨水流入による電池ボックス内のサビを認めました。

これまでと置き場所はずっと同じなのに、なぜ今回だけ錆びてしまったのか分かりません。

電池ボックスの樹脂の下部は電極を止める端子を固定するための加工で穴が空いていて、ここからある程度水抜きされるようになっています。

しかし、少し傾いて設置しているので、その部分に水が貯まり、電池が漏電することによって余計にサビを進行させてしまったのかもしれません。

これについては水抜き穴をもう少し開けるという方法も考えたのですが、ドリルを出してくるのが面倒くさくなったので、引き続きビニールテープで防水処理をすることにしました。

剥がす頃にはネチャついてしまうとは思いますが、まぁ許容範囲ということにします。

そして、電池交換の際に剥がしやすいように、ビニールテープ端部は折り返しておきます。

【なめ茸】
【なめ茸】

こういう「ビニールテープ端部は折り返しておく」とかは、
個人的なコダワリだったりします。

ただ、上面に「+」「-」の刻印が有るので、まっすぐビニールテープを貼っても間に水が溜まりそうで、少々気になります。

そこで最終的には下の写真のようになりました。

これで電池ボックスへの【雨水流入によるサビ】についての対策をしたことにします。

本筋に戻り石油ファンヒーターの試運転完了

全ての作業を終えたポンプをポリタンクに設置!

新しい灯油ポンプを待っていたので1日遅れでやっと石油ファンヒーターのタンクに灯油を入れられました。

現在はこんな感じです。

【なめ茸】
【なめ茸】

そうそう、灯油ポンプを動かすときは、ポリタンクのポンプと逆の口も緩めて空気が入るようにしておいた方が高速に満タンに出来るよ。

というわけで、オススメなのかどうか分かりませんが、お気に入りの灯油ポンプ4代目就任でした。

ちなみに、うちでは石油ファンヒーターは、ダイニチ一択です。

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